時津町議会 2008-09-17
平成20年第3回定例会(第4日 9月17日)
平成20年第3回
定例会(第4日 9月17日)
平成20年第3回
定例会 (
平成20年9月17日)
出席及び欠席の
状況
出欠議員の氏名
出席15名
欠席 0名
議席番号 氏 名 出欠
議席番号 氏 名 出欠
1 浜 辺 七美枝 出 9 浜 田 孝 則 出
2 濵 口 俊 幸 出 10 中 村 貞 美 出
3 山 下 しゅう三 出 11 久 保 哲 也 出
4 山 脇 博 出 12 相 川 和 義 出
5 新 井 政 博 出 13 川 口 健 二 出
6 14 上 野 博 之 出
7 辻 和 生 出 15 本 山 公 利 出
8 矢 嶋 喜久男 出 16 水 口 直 喜 出
議会事務局
事務局長 梅 津 忍
補助職員 北 川
由紀雄
記
1.活力ある地域づくりのため、地方が真に必要としている道路整備を計画的に推進し、効果的かつ効率的に国民の期待する道路整備が実現できるよう、地方の声や実情に十分配慮すること。
2.地域の実情に柔軟に対応するため、今後も地方団体の
財政力に応じた交付率の引き上げなどを含んだ、自由度の高い交付金制度を継続すること。
3.道路特定財源の一般財源化に当たっては、納税者の意見を十分踏まえた上で結論を得るとともに、財源配分のあり方や各地方団体への影響を十分に検証し、必要な道路整備財源を安定的に確保すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
議決後の提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、内閣官房長官、衆議院
議長、参議院
議長であります。
以上であります。
○
議長(
水口直喜君)
以上で、
議案の
説明を終わります。
これから
質疑を行います。
本案について
質疑はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認めます。
これで
質疑を終了します。
これから
討論を行います。
まず、
本案に
反対討論の
発言を許します。
1番、浜辺君。
○1番(浜辺七美枝君)
道路整備予算の確保に関する
意見書について、
発言します。
今回の
意見書は、これまでの特定財源の堅持に固執する内容とは異なってきています。項目1の地方が本当に必要な道路整備に対する予算措置は、必要だと思います。しかし、国土交通省の計画では、六大橋計画など、むだな道路建設は依然と盛り込まれています。
項目2の地方財源は、まだまだ国・県の財源に依存することが大きく、交付率の引き上げや自由度の高い交付金制度は地方にとってもありがたいと思います。しかし、交付金の制度の問題は、道路財源とは別の問題で要求すべきだと思います。
項目3ですが、道路財源の一般財源化に待ったをかけるような内容に思えます。ここにある「納税者の意見を踏まえた上で結論を」とありますが、今、国民の多くは、これまでの道路特定財源のむだ遣いに、一般財源化することで福祉や教育にも使えるようにしてほしいとの願いが、多数の意見です。だからこそ、福田首相は、一般財源化を打ち出しました。
しかし、今、また自民党の総裁選で、麻生氏などは一般財源化に難色を示すような
発言をしています。必要な道路整備に対する財源は大事ですが、全国にはむだ遣いの温床になる道路整備も行われています。一般財源化を積極的に進めることが、こうした問題の解決にもつながると思います。その点では、道路特定財源の存続を含むような
意見書の中身には
賛成できないことを述べまして、
反対討論とします。
○
議長(
水口直喜君)
次に、
本案に
賛成討論の
発言を許します。
7番、辻君。
○7番(辻 和生君)
本
議案の提出の
賛成者として署名をしておりますので、意見を申したいと思います。
特に、長崎県は非常に道路網の整備はおくれている。さきの、いわゆる国会
議員の
調査等、いろいろこの道路特定財源なんかで、佐世保に行く道路は、これはむだ遣いだと、高いと。しかしながら、あの西九州自動車道は、非常に県北新興のためには必要な道路であります。
また、長崎のバイパス、それから高速道路につながる道路、出島の高速自動車専用道路、これがつながったおかげで、非常に長崎の渋滞が解消されている。
時津から長崎市内に行くにしても、バイパスの利用によって20分から30分圏内で、長崎市、特に住民は利便性を感じていると。
しかしながら、本町に考えると、この日並左底線、これはやはり道路財源がしっかりしておらなければ、なかなか進んでいかない。要望は、県にしても、国にしても、この道路予算財源がしっかり国が確保してもらってこそ、こういうものはできるわけでありまして、日ごろ道路の渋滞の解消、解消と言いながら予算に反対するということは、確保に反対するということはいかがなものかなあというふうに私は思うのであります。
しかるに、本町の道路整備、さきの西彼杵高規格道路の変更等、あるいは
時津への南部側の工事の
見直しとか、こういうものが、今、言われている
状況でありますから、十分本町としても、この道路財源をしっかり確保していただいて、そして207号も、やはりそういった意味ではですね、道路財源とちょっと違うところからきておりますけれども、やはり道路という見方にとってはですね、本町には必要な財源であるというふうに思いますので、議会としても206号の問題、あるいは207号の問題、県に対し、国に対し十分な陳情活動をしてきた経過を踏まえて、私は本
議員提出議案の
意見書には大
賛成でありますので、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。
○
議長(
水口直喜君)
次に、
本案に対し
反対討論の
発言を許します。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
次に、
本案に対し
賛成討論の
発言を許します。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
これで
討論を終了します。
直ちに
採決します。
議員提出議案第3号は、原案のとおり決することに
賛成の諸君の起立を求めます。
「起 立 多 数」
起立多数であります。
従って、
本案は原案のとおり可決されました。
~日程第10
議員提出議案第4
号~
○
議長(
水口直喜君)
日程第10、
議員提出議案第4号、
米印原子力協力協定に反対する決議の件を議題とします。
提出者、
川口健二君の
議案の
説明を求めます。
○13番(
川口健二君)
議員提出議案第4号について、この決
議案文をもって朗読にかえさせていただきます。米印、いわゆる、アメリカ・インド原子力協力協定に反対する決議。
上記の
議案を別紙のとおり提出するということで、実は
議長あてに提出いたしました。提出者は、私と同僚の辻 和生
議員でございます。
内容に入らせていただきます。
米印原子力協力協定に反対する決議
原子力供給国グループ(NSG)の総会において、インドへの輸出規制を例外的な取り扱いとするための協議が決定された。
本町議会は、
平成20年3月4日に「
時津町核兵器廃絶平和の町宣言」(
平成6年9月29日宣言)に基づき、核兵器廃絶を目指す国是としての非核三原則の厳守及び日本国憲法の基本理念である恒久平和の実現に関する基本原則を定め、もって町民の平和で安全な生活の維持向上に資することを目的とし、「
時津町核兵器廃絶平和推進の基本に関する条例」を制定した。
しかるに、今回、インドは事実上の核保有国となった。
NPT体制が形骸化され、核兵器廃絶の
取り組みを進める上での大きな支障となることになり、被爆地
時津としては容認できるものではない。
よって、被爆地
時津の本町議会は、核兵器廃絶と平和な世界の実現を願う立場から、日本政府に対し、NSG総会においてインドを例外的な取り扱いとすることに反対するとともに、インドに対し、核不拡散条約(NPT)並びに包括的核実験禁止条約(CTBT)への加盟を働きかけ、国際社会における被爆国としての使命を自覚し、主導的な役割を果たすことを強く要望する。
以上決議する。
平成20年9月17日。
長崎県
時津町議会
このようになっております。なお、この決議が皆さんの御賛同をいただいた上にはですね、この決議の送付先としては、内閣総理大臣、外務大臣、衆参両議院
議長ということで実は送付をいたしたいと考えております。
よろしく御賛同のほど、お願いいたします。
以上です。
○
議長(
水口直喜君)
以上で、
議案の
説明を終わります。
これから
質疑を行います。
本案について
質疑はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認めます。
これで
質疑を終了します。
これから
討論を行います。
まず、
本案に
反対討論の
発言を許します。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
反対討論なしと認めます。
次に、
本案に
賛成討論の
発言を許します。
1番、浜辺君。
○1番(浜辺七美枝君)
米印原子力協力協定に反対する決議に
賛成の立場で、
討論します。
原子力供給国グループ(NSG)、日本など45カ国は、6日、ウイーンで開いた臨時総会で、インドに対する原子力核関連の輸出を解禁するという米国の提案を全会一致で承認しました。
米国が、民生用の原子力燃料や技術でインドに協力する米印原子力協定の発効条件の一つがクリアされたことになり、アメリカ議会は、今後、改めて承認すれば、米印協定はブッシュ大統領の任期中の発効となります。
核不拡散条約(NPT)に加盟せず、核兵器を保有するインドに対して、原子力関連の協力を承認するのは、NPTの形骸化だという批判が高まるもとでの承認となりました。核の拡散が、事実上、進められようとしています。
私は、さきの議会で「非核日本宣言」を求める請願の紹介
議員として提出、趣旨
説明を行いました。あの請願は、まさに核の拡散を危惧し、核兵器廃絶に向けて日本政府が非核宣言をすることこそ、世界の国々に核の開発を許さない国民への約束だと思っています。
残念なことに、請願は不採択となりましたが、私はさらなる被害を生み出すような今回の事態を許せませんし、日本政府が承認したことも許せません。このことを強く抗議して、
賛成討論とします。
○
議長(
水口直喜君)
ほかに
本案に
賛成討論はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
これで
討論を終了します。
直ちに
採決します。
議員提出議案第4号は、原案のとおり決することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
御
異議なしと認めます。
従って、
本案は原案のとおり可決されました。
~日程第11
議員提出議案第5
号~
○
議長(
水口直喜君)
日程第11、
議員提出議案第5号、
時津町議会会議規則の一部を改正する規則の件を議題とします。
提出者、
相川和義君の
議案の
説明を求めます。
○12番(
相川和義君)
議員提出議案第5号、
時津町議会会議規則の一部を改正する規則、
平成20年9月17日提出。提出者、
時津町
議員、
相川和義、
賛成者、
濵口俊幸君。
時津町議会会議規則の一部を改正する規則
時津町議会会議規則(昭和49年議会規則第1号)の一部を次のように改正する。
第121条第1項中「第100条第12項」を「第100条第13項」に改める。
附 則
この規則は、公布の日から施行する。
「提案理由」
地方自治法の改正により、法第100条第12項に「議会は、
会議規則の定めるところにより、
議案の
審査又は議会の運営に関し、協議又は調整を行うための場を設けることができる。」の規定が新たに設けられた。
このことにより、項番号の改正が必要となったため、この
議案を提出する。
以上であります。
○
議長(
水口直喜君)
以上で、
議案の
説明を終わります。
これから
質疑を行います。
本案について
質疑はありませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
質疑なしと認めます。
これで
質疑を終了します。
これから
討論を行います。
まず、
本案に
反対討論の
発言を許します。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
反対討論なしと認めます。
次に、
本案に
賛成討論の
発言を許します。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
賛成討論なしと認めます。
これで
討論を終了します。
直ちに
採決します。
議員提出議案第5号は、原案のとおり決することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
御
異議なしと認めます。
従って、
本案は原案のとおり可決されました。
~日程第12
所管事務調査報告について
日程第13
所管事務調査報告について
日程第14
所管事務調査報告について
日程第15
所管事務調査報告について
日程第16
所管事務調査報告について
日程第17
所管事務調査報告について~
○
議長(
水口直喜君)
日程第12から
日程第17、
所管事務調査についての6件を
一括議題とします。
本件は、議会運営
委員長、議会広報編集特別
委員長、
時津第10工区埋立
事業調査特別
委員長、水資源対策
調査特別
委員長、議会改革等特別
委員長、
産業建設常任委員長から、目下、
調査中の事件につき、
会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き
調査したい旨の申し出があります。
お諮りします。
ただいまの6
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続
調査とすることに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
御
異議なしと認めます。
従って、
日程第12から
日程第17、
所管事務調査についての6件は、議会運営
委員長、議会広報編集特別
委員長、
時津第10工区埋立
事業調査特別
委員長、水資源対策
調査特別
委員長、議会改革等特別
委員長、
産業建設常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続
審査とすることに決しました。
~日程第18
議員の
派遣研修会等の
報告について~
○
議長(
水口直喜君)
日程第18、
議員の
派遣研修会等の
報告についての件を議題とします。
お諮りします。
会議規則第121条の規定に基づき決定した
議員の派遣について、その結果は、お
手元に
配付の
報告書のとおりであります。
この
報告書に御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
御
異議なしと認めます。
従って、本件は、お
手元に
配付した
報告書のとおり決しました。
~日程第19
議員の派遣について~
○
議長(
水口直喜君)
日程第19、
議員の派遣についての件を議題とします。
お諮りします。
議員研修会等については、
会議規則第121条の規定に基づき、お
手元に
配付のとおり、本町議会からそれぞれの
議員を派遣することにしたいと思います。
これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
御
異議なしと認めます。
従って、本件は、お
手元に
配付のとおり、本町
議員を派遣することに決しました。
以上で、本
定例会に付議された案件の審議は、全部終了しました。
ここで、町長からのごあいさつがあります。
町長。
○町長(平瀬 研君)
議会の閉会に当たりまして、一言御礼を申し上げたいと思います。
本議会におきましては、
決算の
認定等々につきまして、長期にわたります議会を開催いただきまして慎重に御審議をいただき、すべての
議案につきまして
認定をいただきました。心からお礼を申し上げたいと思います。
また、各指摘につきましては、十分な
見直しと、さらに効率的な行
財政運営に努めてまいりたい、そのように思っております。
御承知のとおり、今、台風が接近中でございますが、十分な備えをいたしております。安全・安心のまちづくりに今後も努めてまいります。
また、交通安全運動が始まりますし、それから、今度の日曜日、消防団の操法大会が8工区でございます。翌週の28日には、県内でも、九州でも初めてと思っておりますが、町民の安全・安心のまちづくりの町民大会を開催する予定にいたしております。趣旨につきましては、皆様方にお願いをいたしましたとおり、町内の各種団体が、いろんな方面から、角度から活動をいたしております。このような連携によりまして、日本一の安全・安心のまちづくりをしていきたいということに対する町民のアピール大会でございます。皆様方の御協力を、よろしくお願いをいたします。また、町民運動会等につきましても、地域の触れ合いをすすめるための大会でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。
また、御承知のとおり、10月1日には、長与・
時津の一部事務
組合の設立を予定いたしております。この件につきましては、また臨時議会をお願いをすることになろうかと思います。どうぞよろしく、こちらの方も御協力を賜りますようにお願いをいたします。
一番、1年間ではよい季節になりますが、どうぞ御自愛をいただきますようにお願いを申し上げまして、お礼のごあいさつにさせていただきます。
ありがとうございました。
○
議長(
水口直喜君)
以上で、町長のあいさつを終わります。
これをもって、
平成20年第3回
時津町議会
定例会を閉会します。
(閉議、閉会 午前10時22分)...